ウェブサイトのページ表示速度をチェックする

公開日:2013年9月16日
 最終更新日:2014年1月6日

ページの表示速度は、アスセス数に影響を与えます。表示が早ければ良いですが、表示速度が遅い場合、ユーザーはストレスを感じます。時間が掛かり過ぎると表示されるのを待てずに、離脱してしまうユーザーも現れてきます。

今回は、サイトの表示速度がどの程度なのか確認できるツールを紹介します。

ページ表示速度の影響

ページ表示速度が与える影響について、海外SEO情報ブログでは、次のようにまとめています。

  • Googleではページスピードが検索の1%に影響している。
  • ユーザーがページ表示に待てるのは2秒まで。
  • 3秒以上かかると40%以上のユーザーは離脱する。
  • フォーチュン500の企業のサイトは平均で表示に7秒以上かかっている。
  • 表示が1秒遅れるごとにコンバージョン率は7%落ちる。
  • 表示が1秒遅れるごとに顧客満足度は16%落ちる。
  • 速いサイトはインフラと公開にかかるコストを50%かそれ以上削減する。

表示速度は検索アルゴリズムの評価項目の1つです。サイト評価に大きな影響を与えるほど重要な項目ではありません(一番上の項目、検索の1%)。しかし、表示速度がユーザーに与える影響はとても大きく、無視できるものではありません。

もしかすると、あなたのサイトの表示速度が遅いために、ユーザーを逃しているかもしれません。ぜひ一度、チェックしてみましょう。

ページ速度が遅くなる原因

ページ速度に影響を与える主な原因は、次の3つです。

  1. パソコンやスマートフォンの性能
  2. インターネットの回線速度
  3. サイト構成

1.と2.はそれぞれのユーザーの環境によるものなので、対策が出来ません。しかし、3.サイト構成はこちらで工夫することにより改善できます。

表示速度チェックツール

GTmetrix

このツールは、表示速度をチェックする際によく使われます。このサイトに調査したいサイトのURLを入力すると、GoogleのPage Speed InsightsとYahoo のYSlowの両方で一度に計測することが出来ます。

GTmetrix

GTmetrix

こちらで使い方や各項目の参考になると思います。

GTmetrixの使い方 サイトの速さを調査、改善する

ブックマークレット

サイトを表示速度を測ってくれるブックマークレットです。日本語なので上のサイトに比べればわかりやすいです。

あくまで自分の環境での表示速度ですが、どのくらいの時間が掛かるのか、どのプロセスに時間がかかっているのかを知ることが出来ます。

あなたのWebサイト表示のどこが遅いかを一発で調べるブックマークレット

web-tan

結果について考える

これらのツールを利用すれば、知りたいサイトの表示速度や問題点が大体わかります。

ブックマークレットを使用して表示速度が約2秒以内であれば、特に対策は必要ないと思います。表示速度が2秒を超えたり、実際にサイトを開いた時のもたつきが気になる場合は、速度アップの対応が必要でしょう。

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