検索順位1位のクリック率は別格!

公開日:2013年10月21日
 最終更新日:2014年1月6日

「上位表示を目指そう」といろいろな記事で書かれていますが、これらは根拠なく言われているわけではありません。上位表示した場合にどうなるかは実際にデータに現れています。

その結果は、上位表示を目指そうと思ってしまうものでした。

検索結果上位のクリック率

こちらの記事では、3つの機関が行った順位ごとのクリック率を紹介しています。

SEOで検索結果1ページ目に表示されたときのクリック率(CTR)はどれくらい?

もちろん検索するキーワードによって順位ごとのクリック率は変わりますが、大きく変わるわけではないので、参考になります。

項 目
Slingshot
Chitika
Optify
平 均
1位 18.20% 32.5% 36.4% 29.0%
2位 10.05% 17.6% 12.5% 13.4%
3位 7.22% 11.4% 9.5% 9.4%
4位 4.81% 8.1% 7.9% 6.9%
5位 3.09% 6.1% 6.1% 5.1%
6位 2.78% 4.4% 4.1% 3.8%
7位 1.88% 3.5% 3.8% 3.1%
8位 1.75% 3.1% 3.5% 2.8%
9位 1.52% 2.6% 3.0% 2.4%
10位 1.04% 2.4% 2.2% 1.9%
合 計 52.34% 91.7% 89.0% 77.7%

 

gragh

1位のクリック率は全体の約3割と圧倒的です。約2倍のクリック率と2位を大きく引き離しています。

2位以降はなだらかにクリック率が低下していき、10位ではわずか2%程度になっています。1位と10位は検索結果一覧で同じページに表示されますが、クリック率には大きな違いがあることが分かりますね。

やはり1位を目指さなくてはいけません。

ロングテールキーワードの場合は少し違う

上のOptifyの調査結果は、検索需要の多いビッグキーワードのものです。検索需要の少ないロングテールキーワードの場合はどうなるのかの調査もOptifyは行っています。

下のグラフやビッグキーワードとロングテールキーワードの順位ごとのクリック率を比較したものです。

※ロングテールキーワードとは、検索需要が少なくてコンバージョン率(成約率)が高いキーワードのことです。複合キーワードであることが多いです。検索需要が少ないだけのキーワードはスモールキーワードといいます。

gragh2

ビッグキーワードのクリック率の推移に比べてロングテールキーワードはゆるやかに推移しています。複合キーワードなどキーワードの数が多くなると検索精度が落ちて知りたい情報のページがなかなか出てこないので、色々なページをクリックするのでしょう。

ロングテールキーワードの場合、1位でなくてもある程度のアクセスが期待できます。そして、コンバージョン率が高いキーワードなのである程度の成約が期待できます。

被リンク対策が大変なビッグキーワードよりこのようなロングテールキーワードで上位表示を狙うのが効率のよい稼ぎ方だと思います。

ロングテールSEOは初心者でもできるSEO

賢威はサポートが充実しているので初心者にうってつけのテンプレートです。
当サイトも賢威を利用しています。賢威のレビューはこちら