「良いサイトを作るには」グーグルからの23個のアドバイス
最終更新日:2013年6月3日
Googleウェブマスター向け公式ブログでは、良質なサイトを作るためのアドバイスを公開しています。良質なサイトを作れば、検索結果一覧でより上位に表示されやすくなり、アクセスが集まるようになります。アドバイスを参考にして、良いウェブサイトの作成に役立てましょう。
グーグルが自問する23項目
ユーザーは検索エンジンを利用して、求める情報を探します。グーグルの検索エンジンは、自分のサイトにユーザーを集めるのに重要な役割を果たします。
グーグルは自らがサイトを評価するときに自問する項目として、23項目の問いかけを挙げています。これらの項目を読めばグーグルがどんなことを考えているか知ることができます。そして、その考えに沿って対策を行うことで、検索結果でより上位表示できるようになるでしょう。
グーグルの23項目の問いかけは、次のようなものです。言い回しにわかりにくいところがあるので、自分なりの解釈を加えて紹介します。
1.あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
自分のウェブサイトで人を騙そうとしてはいけません。ウェブサイトには人の役に立つ情報を載せましょう。
2.この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか? それとも素人によるものか?
しっかり調べずにいい加減な解説や的はずれな批評をしないようにしましょう。ユーザーは正しく役に立つ情報を求めています。たとえば、あなたのウェブサイトで何かを紹介する時は、中身をしっかり確信してから紹介しましょう。
3.サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
ウェブサイトの記事の量を増やすために、似たような記事を量産するのはやめましょう。
同じような記事をたくさん用意しても、ユーザーのためにはなりません。それぞれの記事を巡っても得られる知識量は増えず、ユーザーの時間を無駄にしてしまします。
4.あなたはこのサイトにクレジット カード情報を安心して提供できるか?
ネットショップを行う場合は、特定商取引法に基づく表示やプライバシーポリシーを公開し、ユーザーが安心して商品を購入できる環境を整えましょう。
5.この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?
誤字脱字があったり、日本語がおかしい文章だと、そちらに気を取られて情報が頭に入ってきません。記事を書き終えたら全体を読み直して、誤字脱字が無いか、文法や言葉におかしなところが無いか確認しましょう。
6.このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基いて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
アフィリエイトで上位表示を目的として作られるサテライトサイトはあなたのためになりますが、ユーザーのためにはなりません。ユーザーのためにウェブサイトを作りましょう。
7.この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
積極的に独自コンテンツをユーザーに提供しましょう。記事の紹介をする場合は、その記事を引用だけして終わるのではなく、批評や解説など自分の視点を追加しましょう。
8.同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?
あなたのサイトと同じテーマのライバルサイトはたくさんあります。それらのサイトと同じような情報を提供してるだけでは、ユーザーに必要とされないので埋もれてしまうでしょう。
あなた独自の切り口で情報を提供するなどの工夫を行い、ユーザーに求められるサイトを作りましょう。
9.コンテンツはきちんと品質管理されているか?
ほとんどの場合、ユーザーは古臭い情報を必要としません。過去に書いた記事でも新しい情報が出た場合は、記事を更新して鮮度を維持しましょう。また、リンク切れを起こしていないか確認するなど、定期的にサイトのメンテナンスを行うようにしましょう。
10.この記事は物事の両面をとらえているか?
物事には、良い面と悪い面があります。どちらかの面のみを紹介するのではなく、両面を紹介すれば、ユーザーは総合的な評価を下せるようになります。
商品を紹介する場合は、メリットだけではなくデメリットも紹介しましょう。合わせてデメリットをカバーする方法を紹介すれば、ユーザーの評価も高まるでしょう。
11.このサイトは、そのトピックに関して第一人者(オーソリティ)として認識されているか?
コンテンツの充実を図り、その分野の第一人者を目指しましょう。あるテーマについて知りたいユーザーは、そのテーマについて豊富なコンテンツが用意されており、より詳しい情報を提供するサイトを重宝します。
12.次のような理由で個々のページやサイトに対してしっかりと手がかけられていない状態ではないか?
- コンテンツが外注などにより量産されている
コンテンツ制作を外注する場合、サテライトサイトなどの質より量を目的にする場合があります。ユーザーは中身のないサイトを必要としません。高品質なサイトを作りましょう。
- 多くのサイトにコンテンツが分散されている
コンテンツは1つにまとめた方が、ユーザービリティが向上します。上位表示のみを目的として、コンテンツを複数サイトに分けることは、ユーザーのためになりません。
13.記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?
急いで書いた記事は誤字脱字があったり、文章構成がおかしくなりがちです。時間をかけて読みやすい記事を作成しましょう。ポイントとしては次のようなものがあります。
・数行おきに改行する
・見やすいフォントサイズにする
・読みづらい点滅文字は使用しない
・重要なところは文字を強調する
14.健康についての検索に関し、あなたはこのサイトの情報を信頼できるか?
”健康についての検索に関し” これがよくわかりませんでした。原文では”For a health related query”となるのですが、翻訳が合ってるのか疑ってしまいます。いろいろ調べてみたのですが、解決しませんでした。
15.サイトの名前を聞いたときに、信頼できるソースだと認識できるか?
「このテーマについては、このサイトが信頼出来る!」となれるように、正確で役立つ情報をのせて、ユーザーに信頼されるサイトを目指しましょう。
16.記事が取り上げているトピックについて、しっかりと全体像がわかる説明がなされているか?
全体像をわかりやすく説明するには、文章の構成に注意を払いましょう。序破急、起承転結などを意識して記事を書くと、読みやすくなります。
17.記事が、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
誰もが知っていることをわざわざ記事にしても、誰も読んでくれません。あなたの時間を無駄にするだけです。独自の切り口でそのテーマに迫れば、ユーザーの興味を惹きつけられるでしょう。
18.ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
役に立つサイトは、他の人に紹介したくなります。ユーザーがどんなサイトを紹介したくなるか考えながらサイトを作りましょう。
19.記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
ユーザーは情報を求めてサイトへ訪れます。広告の主張が激しいサイトは、記事が読みにくいのでユーザーに敬遠されます。サイトに設置する広告は非亀にしましょう。
20.記事が雑誌、百科事典、書籍で読めるようなクオリティか?
品質の高いサイトほど、ユーザーの信頼を確保出来ます。できるだけ高品質なサイト作りを目指しましょう。
21.記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?
ユーザーは役立つ情報を求めています。中身の無い記事は誰も必要としません。何のために記事を書くのかを考えながら作業を行うようにしましょう。
22.ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?
記事本文だけではなく、サイトのレイアウトにも注意を払いましょう。カテゴリやタグ付け、関連記事の紹介などがあるとユーザービリティが向上します。
23.このサイトのページを見たユーザーが不満を言うか?
ユーザーの求めた情報が載っていて、ユーザーの抱える問題を解決できるサイトであれば、文句は言われません。役に立つ情報を紹介することを心がけて、サイトを作って行きましょう。
良質なサイトを作るためのアドバイス | Googleウエブマスター向け公式ブログ
まとめ
「ユーザーのためになるサイトを作って下さい」というのが、グーグルの言いたいことのようです。もうちょっと細かい所で、どうすれば良いサイトになるのかを示したのが、上の23項目です。
あなたのサイトでこれらの項目をチェックしてみましょう。「大丈夫!」と答えられる数が増えるほど、グーグルが良いと考えるサイトに近づきます。
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